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建物火災発生!!!

夕食を終えた頃、町にサイレント鐘の音がけたたましく鳴り響き始めました。
もしや、と予感していると、案の定「建物火災発生 〇分団出動」のメールです。
出張などで普段から力になれていない不出来な消防団員です。
ここで駆け付けられなくて何になるのでしょうか?

消防小屋に急ぐと、先輩方はすでに指揮命令系統を働かせて召集を図っておられます。
何とか人員確保をして出動します。
現着すれば、そこではすでに本部の設置され10台以上の消防、レスキュー、救急、パトカーが参集しています。
現場は普通規模の社会福祉施設です。

個室と2人部屋、4人部屋の間取りと、フロアはどうなっているのだろう。
消防署員からは、「現在原因調査中です。(入居者の)避難体制をとって待機していますので、避難指示が出たら対応してください」
歩行介助をしている余裕はないはずだから、一人ずつピストンで避難させなければいけない。

そこで、私は考えました。ファイヤーマンズトランスファーなら、走れるかななど

引用



このような緊張が続き、結果的には幸い自動火災報知機の誤作動と解り、消防団活動は終了となったのでした。
現場では、酸素ボンベなどのフル装備のオレンジ服のレスキューの方々が「お疲れさまでした」と笑顔で声をかけながら片付けています。
消防署員の方も、防火の銀色の重装備で、「お疲れ様でした」とボランティア消防団員をねぎらってくださいます。

「なんだよ、誤報か」などという人はいません。
つまり、こんなに大変な場面でも彼らには、平常業務なんです。
そして、センサーは有事のためにあるのではなく、平常を守るために機能しているのです。
だから、誤報でいいのです。誤報のニュアンスより、予報なか?とも思います。

そして、結果的には誤報でありましたが、これがもしも最悪の状況でも、救援者も被災者も安全に避難し、消火活動ができる体制を迅速に作ることが本職の普通の仕事なんですね。

「練習は本番の如く、本番は練習の如く」とは、ある大手警備会社の教育担当者の言葉です。
想定外が連続して発生している現代社会です。
想定外は、想定できないから想定外なのですが、いかにリスクマネジメントを行うか、改めて考えさせられた時間でした。

「濡れることが予見できるなら、あらかじめ長靴を履いておこう」
特に、福祉の現場は事故と隣り合わせです。
事業者による徹底的な管理と利用者の主体的なくらしの保持は相反することもありますが、そろそろ事業者も利用者のくらし上のリスクマネジメントに取り組んでも良いところに来ているのではないでしょうか。

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